2013年8月21日水曜日

”人の気”と書いて人気 "天の気"と書いて天気

おとといエイコーンスタジオでお世話になったり、飲みに行ったりしている仲間が二人(世代や業種は異なるが濃いい付き合いをさせてもらっている)、ヤマモトコウジは一体どうしているのか? と心配し(!?) オリーブに来てくださった。

座ってお茶を飲みながら、ここオリーブでどんな感じでやっているか話をしていたら、
店頭に置いてる学習教材のサンプルに子供がよってきて遊びだした。
(『触ってもOK! ただし元に戻してね!』の張り紙をしているから問題はない)

一人の方は、販売や飲食店経営の経験がある面白い方で、それを見ながら
「あーやって自由に遊ばせてるから、この店大丈夫やな!」って。

大丈夫かどうかは知らないが、いつも面白い切り口の意見をくださる。

この教材は、もちろん教室紹介のアイキャッチとして置いているのだが、
これが確かに人のいい賑わい感を生み、そしてコミュニケーションのきっかけも生み出してくれると最近よく思う。
(面倒もないわけではない。作品は壊れ、手間もなにかと掛かる・・・)

そもそも実は、この人が
「人気のある店は、人の"気"を流れとかなあかん!」
と、以前に話してくれたことがあり、”なるほどなぁ~” と納得し、店作りにはそれを一応意識している。

ここオリーブは店舗もそうだが、施設の建物自体もゆったり開放的で、光は入るし、いろんなところからテラスに出て、外の空気を感じることもできる。

そんな、いい気が流れる感じがするので本当にありがたいという話をしていたら

もう一人のHさんが
「うちの店なんか、外が全く見えないから天気すら分からへん!」 
「やっぱり環境は大事やで!!」って嘆いてた・・・・(笑いながら)


人の気・気持ち・その流れを分かることは大切だ。
でも、それよりも天気(天の気)も分からず生きることの危険を考えさせられた・・・・

2013年8月18日日曜日

Right to Play  こどもには遊ぶ権利がある

昨晩は、打ち合わせ兼ねがね、Bears屋上でやってるビアガーデンに。
丹波の地ビールが飲める期間限定のチャンスに、辛口ビール党の私はペールエールと呼ばれるドライなタイプを飲んだ。
とても丁寧な感じで、極め細かな泡と赤みのある琥珀が美しい。 香りもよくてとっても美味♪

ビアガーデンは9時閉店。
一緒に行った方たちとは、次の予定があるとのことで解散・・・。

地下鉄でひとり、梅田に戻りながら、
「うーん、なんだか飲み足りない・・・・、そうだっ!箕面の地ビールが飲める店に行こう!」
地下鉄を天六で飛び降り、天満にあるその店に向かう。
(アジアの裏路地を思わせる天満界隈は週末の賑わいも加わりとにかくディープだ)

スポーツバーみたいな店のカウンターで一人モニターを見つつ箕面の地ビールを飲んでいたら、ある番組で、昔 私が好きだったヨハン・オラフ・コスというノルウェーのスケート選手のことをやっていた。

この選手 1994年のリレハンメル五輪で世界新記録3つで金メダル3つという偉業を達成した選手。
当時医学部の学生だったけど、五輪後に、恵まれない地域の子供たちを支援する活動に参加。
そして医者の道を絶ち、組織をつくって支援する仕事を開始したそう。

Right to Play

”こどもには遊ぶ権利がある”  を理念と組織名に
使わなくなったスポーツ道具を集め、恵まれない地域に配ったりする活動をしている。

こどもは遊びを通して友達の考え方を学んだり、人との関係性を身につける。
その機会を与えることが大事だし、
人の考え方を学べば紛争の解決にもつながる、と
壮大な活動に信念持ってコツコツと取組んでいる。

カウンターで一人、感動し、涙ぐんでしまった。

同時にこんなことも考えた。
『日本の子供はしっかり遊んでいるのか?』

2013年8月17日土曜日

ブログは一体どうなっているのですか?

大阪のオリーブ立ち上げもあり忙しかった(?)ことを隠れ蓑にヤマモトコウジは一体何をやっているのか?

私も個人事業だし、先生の多くも個人事業。
集客のためにどうしたらいいか? という先生方の問いにいつも
「コツコツと自分のやっていることを情報発信しなきゃだめですよね。まずはブログを定期的にコツコツと書くところからやりましょう」
なんて言っている・・・

自分ができないことを人に言いっぱなし・・・・

昨日、そんな有言不実行な状況をきちっと伝えてくださった方があり、その心遣いに感謝と反省しっぱなしなのです。(Aさま 本当にありがとうございます)


こんなふうに思っていた
もう少し準備が整ったらはじめよう
もう少し時間が出来たらはじめよう
もう少し文章が上手くなったらはじめよう
・・・・

ブログのタイトルにもしている座右の銘
『いつだって今がスタート!』
と、程遠いどころか、間逆の概念ばかり、言い訳ばかりだ。

堕ちたもんだが、今ここからスタートするしかない。

準備はもうこれで整っている。
時間はこれで充分にある。
文章はこれでよしとするしかない。  

2013年7月25日木曜日

いつだって今がスタート!

エイコーンスタジオにあわせて、
7/13より大阪の門真でカルチャースペース オリーブの運営が始まりました。
晴れて2つ目の店舗運営!責任も大きくなり、気を引き締めてがんばってまいる所存であります。

それにあわせて、更新のおぼつかなかった我がブログでしたが、
『いつだって今がスタート!』
というタイトルに変え、こちらも新たに再始動することにしました。

流行的に ”今” がついていると、某東進ハイスクールの  ”いつやるか? 今でしょ!
” の便乗、またはその亜種のように思えてしまうのですが、意図は異なります。

新たな挑戦という色彩の強い”今でしょ!”に対して、
私の込めたメッセージは、”継続”。

過去の上に今を積み、今やっていることの上に未来は積み上げられる、、、

そう考えれば、いつだって今が未来のスタート。

小さなことを積み上げて大きく育てることを大切にしたいと思います。     

2013年5月1日水曜日

The City Bakery 【続編】

先月のエントリー「The City bakery 日本初上陸!」 のつづき。

グランフロント大阪が先週グランドオープン!
行って来ました。The City Bakery!!
(正式には、行って”見”ました、が正しい・・・ )

まあ、すごい人気で、お店に入るのに待ちレーンがあったし、
入っても売り切れて"商品がない"状態。

もうすでに知っている人は多いようで、
雑誌の切り抜きを持ったシニアの婦人が
『あっ、ここや! あのニューヨークのやつ! 早く早くっ!』
って旦那さんを急がせていた。

客の多さは、グランドオープンによるところもあって
まるで夕方のデパ地下さながら。

Cafeもあって、リトルNYがコンパクトに再現されているけど、
この雑踏のなか、居心地を愉しむ のはちょっと難しいので
また、落ち着いたときにゆっくり訪れよっと。

骨太最強ブランドだ!

それはさておき、ほとほと感心したのは
このブランドの骨太さ。 
『食をエンターテイメントとしてライブで提供する!』
というコンセプトのブレの無さを強く感じた。

形こそ、HPは存在し、ぐるなびに掲載もあるが、
その手のマーケティングとは関係なしに
どれだけ "自動で" 集客を可能にしていることか!

どれだけ"おいしい情報が載っていない" か HP と ぐるなび を見て欲しい。
(それはNYの本店も同じ。日本オープンのことなど全く書かれていない。FBも同様)

Publicity(雑誌やメディア)で紹介され、勝手に口コミが拡散される、、、
そこまでに至ったブランドストーリーが、とにかく骨太。

最強の個人商店だ! 『モーリー・ルービン商店

20年以上NYで、たった1店舗でやり続け、
そして、2店舗目が海外。大阪!!

そしてこの度は、Brasserie RUBIN(ブラッスリールービン)
というレストランも同時にグランフロント7Fでオープン。

長年に渡り、しっかり続けてきたことを
満を持して展開。
ブレずに自分ブランドを確立した後に、
前面に自分ブランドを押し出してくるこのあたり、

規模は違えど、個人で仕事に取組む人、中小の組織には
アイデンティティー確立、ブランド展開の極意(エッセンス)が見て取れる。 


この先、移り気な日本のマーケットとどう対峙するのか?
一気に拡大するのか? 時間をしっかりかけるのか?
興味はまだまだ続きます。

店舗は思ったより小ぶりな印象
& テイクアウトコーヒー

2013年4月29日月曜日

ビジネスは『顧客の創造』 か 『戦い』か?

現代経営の父とも称されるドラッカー 
深い社会洞察をシンプルな言葉で山ほど表しています。
その一つが 
『ビジネスとは顧客の創造』

これが現在、マイブームを迎えており、
考え方にいい拠り所を与えてくれます。

しばしば仕事人は自分のやっていることに対して Blind になってしまう・・・
素晴らしい "こだわり" であっても
お客の要望以上に "やりすぎ" てしまうことがある・・・・・

普通の言い方で "ありがた迷惑"
面白い言い方で "床屋の満足"*
(* おもてなしの経済学 中島聡著より)

こういう仕事の仕方にはどうにか自分で気づきたいものです・・・
(他人に教えてもらうのでもちろん可。素直に聞ければ、ですが・・・)

顧客の要望 > 商品・サービス なのか?

ドラッカーの言う『顧客の創造』とは、
顧客の要望に応えることで関係性(信頼)を築く
と、私は解釈している。

顧客に限らず、おそらくきっと誰だって(子供だって)
話も聞いてもらえず、押し付けられることが
最も気に入らないもの。

押付けはダメです。我慢我慢!


ビジネスは戦い! 誰との?

この手の理想にはマッチョな思想との対峙が必至。
「そんな甘っちょろいことではダメだ!」
「ビジネスは戦いだ!」 と。

しかし、一体誰と戦っているのか?


私の身近には複数いた。そういう方が。
あらゆる仕事の局面の全てが戦い。

仕事のライバルと比較して、"私の商品が上だ!"
なら、まだよし。
顧客や仕事の仲間にも "私の考えが正しい!"
だから、 私の言うことを聞け! というタイプ

戦うべきは、その自己顕示欲です。我慢我慢!

誰に売るか > 何を売るか

極端な話、一人でいいから顧客を創って、
Needsに合った何かを売り始める、、 
それがドラッカーの言うビジネスなのです。

ドラッカーの原文はこうです。
The Purpose of a Business is to Create a Customer

"Customers"ではなくて、"a Customer" 一人です。

だから次のような発想が出てきたら
ビジネスの起点があやしい。見直してみたほうがいい。

「私たちの商品は素晴らしい。これなら売れる! さぁ 誰に売ろうか?」

2013年4月26日金曜日

あなたの英語間違ってます。

『あなたは英語でこんな間違いをしていませんか?』

こう言われると不安になります。


こんなコピーを見ると

自分には気づいていない恥ずかしいBlind Spotでもあるのでは?
と気になってしまいます・・・・

「間違っているかも」 と心配しながら

英語を話すのは
もはや日本人の国民病みたいなもんです。

「だって私がそうだから!」

という自分の感覚はもちろんなのですが、
それに留まらない大きな理由を発見しました!!


商品を販売するためのキャッチコピーというものは

長い期間使っていると効き目が薄れてしまうもの。

しかし、

『あなたは英語でこんな間違いをしていませんか?』 は、
40年以上効果を出し続けている
キャッチコピーのロングセラーなのだそう、、、、

楽しくやりたいもんです・・・



Let us Help you to study English !
どうぞHimawari English

2013年4月19日金曜日

Facebookはサプリメント!

Facebook 
これには大きなBenefit(長所・利益)Risk(潜在的な危険)があり、
賛否両論があると思います。

何でもそうですが、依存しすぎることはとにかくNG
Facebookも依存しすぎては、
仕事にも私生活にも 影響あり です。。。

とはいえ、
人との繋がりを持つTool(道具)としては、
間違いなくPowerfulで画期的!

今日、あるお客さまの先生と
どうやって宣伝・告知するか? といった話をしていた時、
思い出したフレーズがあったので、どうぞ!

これは、半年ほど前になりますが、英語のポッドキャスト、
Wall Street Journal で言ってたフレーズ。

"Facebook is a supplement, not a replacement"
(人との繋がりを補うサプリメントであって、リプレースメント(代替品) じゃない!) 


Let us Help you to study English !
どうぞHimawari Englishへ。

2013年4月9日火曜日

ものごとのほとんどは見えない

前回の続きとして少々。

前のトピックにあるThe City BakeryのCEOのコメント
『シティーベーカリーのイミテーター(物まねをする人)が次々と現れていますが、どこも成功していません。それは見た目の物まねであって、本質ではないからです・・・・・』

つまりは、
トレンドに合わせたり、スペックや技術を真似ることができたとしてもなお成功は難しい・・・・。

要は、物事のほとんどは隠れてるってことなのです。
万事がそう、全体の10%だけがVisibleで90%は隠れている氷山 に似ているわけです。


まあ世の中というもの
努力してもなかなか成果が出ない・・・
証拠がない・実績がない・・・・
説得力なく、思っていることが伝わらない・・・・ 
など、Visibleにできないために認められないことなどゴマンとあります。
(で、悔しかったり腹立たしいからこそ、もっと考えるわけです。)


ビジネスは結果が全て、数字が全て とか
"見える化" だの "エビデンス"だのよく言われます。
それはそれでもちろん大事だと思いますが、
それに至った経緯(至らなかった経緯)を知ることは、より大事だと思うわけです。

"そういうこと" を "見える化" するために
以前から見つけていた格好いい氷山の画像、
これにキャプションをつけ、メッセージつき画像にしました。

オフィスの見えるところに貼り、PCのデスクトップにもし、
「ものごとほとんど見えないものなのだ!」と
うわっつらな判断や比較に予防線を張ってます! 

これ欲しい!なんていう方がいましたら、うれしいなぁ~(^-^)
ご自由にどーぞ!
迫力あって格好いい氷山
( AllPostersのポスターサムネイルより )

2013年3月28日木曜日

The City Bakery 日本初上陸!

グランフロント大阪
180のショップと80のレストラン
いよいよ4/26にグランドオープン!

JR大阪駅の北側貨物ヤードの再開発で,
梅田にまたまた巨大な商業ゾーンが誕生する・・

バブルを知らず、デフレに慣れた私は、
この大きな変化、過剰な競争に免疫がないため
なんだか疲れてしまいます・・・

情けないなぁ・・・・

しかし、そこに1つ大きな楽しみが見つかったのです!

NY超人気店 『The City Bakery』 日本初上陸!

8年ほどまえ、ガーデニング/リフォーム、店舗設計の会社で働いていた時のこと。
新しい会社をつくって、お店を出したい!という勢いある先輩に誘われ、
粥と飲茶のデリを立ち上げたことがあります。(お店の方針の変化に合わせられず私は途中DropOut。苦い思い出と教訓が残っています・・・) 

その準備をしていた時に、
雑誌で見つけ、インスパイアされたデリカフェが、
そう、この 『The City Bakery』
これが日本に初上陸。グランフロント大阪に♪

ドラマ 「Sex and The City」 のシーンの中で何度か登場。
"オシャレ"だから 超人気店になったと思われているようだがそうではない。
お店のコンセプトが"本物"だから超人気店になったのです。
(未確認ですが・・・) 

NY本店この雰囲気が日本でも醸せるか?
食事は1つのエンターテイメント

店構えや空間、備品類などは、
シンプルでスタイリッシュなのがニューヨーク流。

旬の素材をつかったデリ、オーガニック素材のブレッドなど
素材にこだわるのはもちろんだが、

オーナーの素晴らしいのは、
食事は楽しむもの という基本コンセプト。

居心地のいい吹き抜け空間に
アイランド型のキッチンを配置し、
食欲そそるよう料理を見事にディスプレイ。

スタッフが料理したりや、サーブする動きがライブで見え、
また、そのもてなしを実際に体感することで
食事をエンターテイメントとして提供。

創意工夫を凝らし、
お客さんに食事体験の全てを楽しんでもらおう
とする姿勢がエクセレントなのです。
(未確認ですが・・・)


私はNYの本店には行ったことがない。
グランフロント大阪でのオープンを楽しみに待ち、
このコンセプトが見事に再現されていることに期待しています!!


さて、以下、
The City Bakeryのオーナーの
格好よすぎる心意気を8年前の雑誌より抜粋しておく。

 
 『ベーシックの本質を摑まなければオリジナルは決してつくれない』
  Chef & CEO Maury Rubin (モーリー・ルービン)

「真のオリジナルは流行からは決して生まれません。むしろベーシックとは何かを常に考え、その本質を磨きあげることで生まれると私は思います・・・・」

「もっとも、高品質の素材をきれいに陳列して提供するだけでは私は満足できない。ジュエリーショップのようなスタイリッシュな空間で、品質の高いデリはNYでは星の数ほどあります。けれども食事は楽しむものであって、見るものではありません。よりアミューズメント的な要素を取り入れてワイワイと楽しんでもらいたい。販売セクションとキッチンを店の中央にアイランド状に設置したのもそのため。マニュアルではなくスタッフが"生きたおもてなし"をしながら、店の雰囲気をつくり上げていく。 シティベーカリーはまさに私が想像した以上の、アミューズメント性の高い演出空間ができたと自負します。NYのなかでシティーベーカリーのイミテーター(物まねをする人)が次々と現れていますが、どこも成功していません。それは見た目の物まねであって、本質ではないからです。オリジナルは自分で創造するもの。それはNYでも日本でも同じことではないでしょうか」

2013年3月19日火曜日

心を打ったメッセージ

ジョージ・カーリンというアメリカの皮肉屋コメディアン、
超過激 そして 放送禁止ワードを公共の場で繰り返し
逮捕までされた経緯も。
Kevin曰くは、晩年の彼はちょっと嫌な奴になってしまっていた・・・とか。

コピーライターの佐々木圭一さんの本
『伝え方が9割』を読んでいたら引用されていたこのカーリンのメール。
あまりにも心を打ち、どうしても頭から離れないので原文を探し、
メッセージを訳してみました。

とってもいい文章です。どうぞ。

What a difference a sad event in someone's life makes.
(悲しい出来事が人生をこんなに変えるとは)

GEORGE CARLIN (His wife recently died...)
(ジョージ・カーリン(奥さんに先立たれ…)

The paradox of our time in history is that we have taller buildings but shorter tempers, wider Freeways , but narrower viewpoints. We spend more, but have less, we buy more, but enjoy less. We have bigger houses and smaller families, more conveniences, but less time. We have more degrees but less sense, more knowledge, but less judgment, more experts, yet more problems, more medicine, but less wellness.
(歴史の中における現代のパラドックス(矛盾してるようで両方正しいこと)とは、
ビルは高くなったが人は短気になり、フリーウェイは広くなったが視野は狭くなり、消費は増えたが価値は減り、たくさん買い物をするが楽しみは減っている。家は大きくなったが家族は小さく、便利になったが時間が減り、学位は増えたが良識は減り、知識は増えたが分別は減り、専門家は増えたが、問題は山積したまま。薬も増えたが健康状態は悪くなっている。)

We drink too much, smoke too much, spend too recklessly, laugh too little, drive too fast, get too angry, stay up too late, get up too tired, read too little, watch TV too much , and pray too seldom. 
(我々は、酒を飲みすぎ、タバコを吸いすぎ、見境なく浪費し、笑うことは少なく、スピードを出しすぎ、怒りすぎ、夜更かししすぎて、起きたときには疲れすぎている、読書も減り、テレビを見すぎ、そしてお祈りすることもあまりない。)

We have multiplied our possessions, but reduced our values. We talk too much, love too seldom, and hate too often.
(我々は、持ち物を増やしたが価値を減らし、しゃべりすぎるが愛することは稀で、憎むことが多すぎる。)

We've learned how to make a living, but not a life. We've added years to life not life to years. We've been all the way to the moon and back, but have trouble crossing the street to meet a new neighbor. We conquered outer space but not inner space. We've done larger things, but not better things.
(我々が学んだのは、生計の立て方であって人生ではない。長生きになったが人生を長くした訳ではない。我々ははるばる月まで行って帰ってくるが、道を挟んだ新しい隣人とは仲良くなれない。外のことは征服しても内側のことはまだまだなのだ。より大きなことを成し遂げるようになったが、より良いことはまだ成し遂げていない。)

We've cleaned up the air, but polluted the soul. We've conquered the atom, but not our prejudice. We write more, but learn less. We plan more, but accomplish less. We've learned to rush, but not to wait. We build more computers to hold more information, to produce more copies than ever, but we communicate less and less.
(我々は、空気清浄をするが魂を汚し、原子核を壊す技術を手に入れたが偏見は壊せていない。書くことは多いが学びは少なく、計画を立てるが成し遂げていない。急ぐことを学んだが待つことは学んでいない。情報を蓄え複製するコンピュータをかつてないほど造りあげたが、コミュニケーションはますます減るばかりだ。)

These are the times of fast foods and slow digestion, big men and small character, steep profits and shallow relationships. These are the days of two incomes but more divorce, fancier houses, but broken homes. These are days of quick trips, disposable diapers, throwaway morality, one night stands, overweight bodies, and pills that do everything from cheer, to quiet, to kill. It is a time when there is much in the showroom window and nothing in the stockroom. A time when technology can bring this letter to you, and a time when you can choose either to share this insight, or to just hit delete...
(つまり、こういうことだ。ファーストフードと遅い消化、デカい人間と小さな人格、利益の急上昇と浅い人間関係という時代。 共働きだが離婚も多く、立派な家でも家庭は崩壊している・・・そんな時代だ。 ちょっとした過ちがすぐ犯せてしまう時代、使い捨てオムツ、モラルの低下、一夜限りの情事、太りすぎの体、励ますことから平穏にすること、さらには殺しさえもできてしまうドラッグ・・・・。ショーウィンドーに物はあるが倉庫には何もない時代。テクノロジーがこの手紙をあなたに届け、あなたは、その内に秘めたメッセージを誰かとシェアすることも、または単にこのメールを削除することもできる・・・そんな時代だ)

Remember; spend some time with your loved ones, because they are not going to be around forever.
(どうか、愛する人と時間をともにしてほしい。なぜなら愛する人というのは永久にあなたと一緒にいるわけではないのだから。)

Remember, say a kind word to someone who looks up to you in awe, because that little person soon will grow up and leave your side.
(どうか、あなたを尊敬して見てくれる人に親切な言葉をかけてほしい。なぜならその小さな人は、すぐに大きくなってあなたのそばから離れてしまうから。)

Remember, to give a warm hug to the one next to you, because that is the only treasure you can give with your heart and it doesn't cost a cent.
(どうかあなたの隣人をあたたかくハグしてほしい。なぜならそれがあなたが心からできる唯一の宝物であり、一銭もかからないことだから。)

Remember, to say, "I love you" to your partner and your loved ones, but most of all mean it. A kiss and an embrace will mend hurt when it comes from deep inside of you.
(どうか、「愛している」とあなたのパートナーや愛する人たちに言ってほしい。それはただもうそれだけの意味だけど。 心からのキスと抱擁というのは人の心を癒す力があるものだから。)

Remember to hold hands and cherish the moment for someday that person will not be there again.
(どうか手をつなぎその瞬間を愛おしんでほしい。その人が二度と戻ってこなくなるときのために。)

Give time to love, give time to speak! And give time to share the precious thoughts in your mind.
(愛するため、そして話をするために時間をかけるのです。あなたの心にあるかけがえのない思いを共有するのです。)

AND ALWAYS REMEMBER:
(そしてこれは必ず覚えておいて欲しい)

Life is not measured by the number of breaths we take, but by the moments that take our breath away.
(人生とは、息をした回数ではなく、はっと息を呑んだ回数によって決まるものだ ということを。)

If you don't send this to at least 8 people....Who cares?
(もし、あなたがこれを8人の人に送らなかったら…  それはどうでもいいか)

George Carlin

2013年2月28日木曜日

マーケティング中学 「チラシの作り方」

エイコーンスタジオも5/17で7周年。
おおよそその間(私自身は6ヶ月ほど短い)、ここのPRや運営、レッスンの広告宣伝といったマーケティング的なことを試行錯誤でやっているのですが、我流とはいえ、まあ小学校に通うより長い間続けているわけです。 「こうすればいい!」 をすぐに明確にすることは難しいにしても、「こうしたほうがいいかもしれない」という感覚は育ってきている。(と信じたい)

そんなベースが整いつつある今、新年度はより体系的で、パワフルにここの”場”をデザインし、 ここのレッスンもより賑わうようにお手伝いしたいなと考えています。

『新年度からは、マーケティング中学に進みます!』

先日、ご利用いただいている先生とお話をする機会があり、いろいろとしゃべっていました。
ここの多くの先生と同様に、カルチャーセンターやスポーツクラブでレッスンをされていた経験がおあり。 でもあっちでは、いろいろ制約があり自由度も低くて、思っているレッスンが出来ない・・・・。もっとたくさんの方に、もっとしっかり習ってもらえうようにしたいので、ご自身でエイコーンスタジオを借りてレッスンをしてくださってる訳です。

独立して自分でやると、仕事の一連の作業を全部自分でこなす必要があり、そしてもっとも行き詰まるポイントは生徒の募集。集客です。 認知してもらうために、いいチラシを作って配る必要はあります。しかし、これに依存しすぎると、お金・時間がいくらでもかかり、特に目に見えるお金がどんどん出て行き、それに見合った効果が出ないので、テンションが凹む・・・・。

これはよくない展開です。 「だからやってはいけない」 ではもちろんありません。上手にやらなければやる気がなくなり、本来の目的を達成できずに終わってしまう・・・・という恐れがあります。

『チラシに必要な3つのこと』 

この先生の要望もより多くの生徒さんに来てもらいたいということ。チラシもしっかり作られていますが、もっといいものにできないかといろいろ話をしていました。私が考えるいいチラシの条件みたいなこともおしゃべりさせてもらい、帰り際には「楽しかったです(^^)」 となんだか”お役に立てた”ようだったので、マーケティングな活動、発信をより活発にすることに弾みがでてきました。

ということで、しゃべった内容をまとめ、ブログで発信することに。

  • 誰にメッセージを伝えるか? (対象者のテーマは1つ
  • チラシの内容がすぐ分かるか? 2秒で分かる)
  • 対象者の疑問に答えているか? 3つのWHYに答え

● メッセージのテーマは1つ
マーケティングでよく言うターゲット設定。(この言い方では生徒の方が”獲物”みたい。こんなのNGワードです) 言い換えれば 「誰の望み、どんな望み に応えるのか?」 
男性でも女性でもいい とか 大人でも子供でもいいと対象を広げてしまいがちなのですが、それではテーマがぼやけてしまいます。 テーマを1つに絞り込んだチラシにすることが大事です。

● 2秒で分かる構成/デザインか? 
文字・イメージが大きいことも ”あり” と思います。文字が多すぎたり、メリハリがない構成ではメッセージが分かりづらいです。 重要な文字は太く大きくその他は小さく、テーマに沿ったイメージは印象をアップします。 あと不思議なものでフォントは相当に重要です。テーマに沿ったフォントでなければ、頭にしっかり入ってきません。パソコンは苦手だから、手書きするというリアルな”手書きフォント”も メッセージを伝えるには”大あり”でしょう。 とにかくパッと2秒で概略がスキャンできるようなチラシに。

3つのWHY (Why me? Why you? Why now?)へ答えがまとまっているか?
『なんで私が、なんであなたのレッスンを、なんで今、受けなければならないの?』

チラシのスペースでこの疑問にしっかり答えることは難しいとは思います。 レッスンは文化・教養・教育的なものだから期限付きで”あおった感じ”で表現するのもおかしいと思います。ですが、この質問に対して考えをまとめておくことは仕事の方向性を決めるのにたいへん役立つと考えてます。

3つのWHYへ回答例として
『春からいいスタートを切れば、もっと素敵な”あなた”になれるのです。その準備を始めるのは”今”しかありません。マーケティング小学校を出た”私”が言うのですから』

(ちらしの例) 東急ハンズが言うんだから
これからの私へのいいヒントがありそうだ!

2013年2月20日水曜日

不運のニセコツアー 2013

パウダースノーと美食を求める恒例の北海道ツアー
今年もNisekoへスノーボードに行ってきました。

例年は2月末に行くのですが、確実に良質パウダーをゲットしようと
今年の旅程は2/1 ~ 2/4ということに。
3泊4日 交通費はもちろん、
朝夕食事つき リフト券3日付き で 
なんと一人 41、600円! 
安いっ! 安すぎるっ!! 
JALパック恐るべし・・・

2/1夕方  『遠いっ 遠すぎるっ・・・・・・・』

観光バスでニセコヒラフのウェルカムセンターに到着。
迎えに来てくださったペンションの方の車で宿泊先に向かう。
が、、、なかなか着かない。
あれっ? ちょっとこれ遠くない?

ニセコヒラフは居酒屋・バーがたくさんあり飲み歩いたり、
大量にいるオーストラリア人に話しかけるのも楽しみの一つ。
しかし、この遠さでは夜の外出がままならん・・・・

この日は、半徹夜で来た者、風邪気味の者もおり、
グダグダしているうちに11時ぐらいにみんな就寝・・・・・・

 
2/2初日 『えっ? なんで? 嘘でしょ・・・・

まったく最低でした。 天気はなんと雨。

ペンションの親父さん曰く、2月には1度ぐらいは暖かい日があって雨が降るとのこと。
親父さんは「雪かきしなくていい」 とまんざらでもない様子でしたが
こちらはあまりにもショッキング。
テンション萎え萎えです。
  
ゴーグルに雨

ゴンドラに乗り、山の中腹まで来ると、ふもとで降っていた雨は雪に変わり、
どうにか一安心。
「パウダーはあるのかっ?」 
と、期待しましたが
強風吹き荒れ、上のリフトは運行されず・・・・・

中腹より下でシャリシャリと滑る1日に・・・・

2/3中日 『強いっ 強すぎるっ・・・・』

強風と吹雪が凄すぎます。 
気温も昨日とはうって変わってめっちゃ寒いです。
シャリシャリ部分はガリガリに、そしてその上に新雪が乗っかるという
コンディションとしては北海道らしさ、Nisekoの醍醐味はNothingです・・・・・

強風で山上のリフトは動かず、また、隣接するスキー場はほぼCloseだった模様で
界隈のお客さんがニセコヒラフに集中。 ゴンドラ乗り場が未曾有の長蛇の列に・・・・・・・

2/4最終日 『早いっ、早すぎるっ・・・・・』

えっ? 帰りのバスの時間が10:45??
3日分のリフト券が付いているにもかかわらず一体どういうことなんだ!?!?

ペンションの親父さんにお願いをして、朝食を早く食べ、送ってもらい、朝一番のゴンドラ(8:15)にのって最大限遊ぶことに。

幸いこの日は、まあまあの天気(小雪ちらつく程度)
風もまあ穏やかで、山上までリフトも動きました!

2日以上誰も滑ってなかった山の上にはありました!
待望の極上新雪DeepPowderが!! しかもNo Track!!!

10:00に下で集合ということで、「各自最大限楽しむこと」として解散。

雪の深そうなところ、誰もまだ滑ってないところを目掛けて滑る。
雪というよりも、泡の上にのっているような感覚
これぞPowder! これぞNiseko!!

昨日までのフラストレーションはどこへやら。
昨日というより 1年間楽しみにしてた感触がそこにはありました。


More...  『HappyEndで終わらない・・・』

この旅の不運は、一体なんなのだ?
10年以上続くこのツアー
初の負傷者を出してしまいました。
最終日、最終滑走での出来事。
Nisekoの醍醐味である 林間コース。
(初心者コースのことではなく、ニセコでは急な木々の中も滑ることができる。
そんな自由(自己責任を伴う)が認められている気風もニセコの醍醐味のひとつ)

そこでメンバーMが木に激突。 
Powderに興奮しアドレナリン全開だったために下山はしてきたものの
空港では、歩けなくなり・・・・・
(JALの方にVIPな対応をしていただきました)
後日の検査で、肋骨や恥骨が折れていたことが判明・・・

来年のツアーは一体どうなるのでしょう? どうすればいいツアーにできるでしょうか?
次の旅の準備はもう始まっているのです。

2013年1月23日水曜日

P,S, 東京ディズニーランド 

ディズニーのネタは前回で終えたはずだったのですが、
私がとても興味ある方が非常にタイムリーに同内容を書かれてたので、P,S,としてもう一話。

その方はマーケティング関連の出版をされている小川さんという方で、私も書籍を買ったり、メルマガを読んだりして、勉強させてもらっているのです。 その彼がつい先日東京ディズニーランドに行かれたよう。

そして、私と同じように”東京ディズニーランド恐るべし”な感想を持たれたのですが、そのことを豊富なネタと鋭い洞察を交えて、100倍巧みな文章で書かれててめっちゃ面白いです!(for me) 

よければぜひ読んでみてください。

最高の”クマ”のマーケ   ダイレクト出版 小川社長

 我が家のクマたち

2013年1月16日水曜日

前回の続編 東京ディズニーランド恐るべし 

前編を書いてから1ヶ月以上経ち、ディズニーランドの記憶が薄くなってきてます・・・・
ブログに書こうと思って殴り書きしていたメモ紙を見返しながら書いています・・・・・・
(情けないなぁー・・・  しかし、メモは助かる!)

前回はトイストーリーマニアがとっても懐かしい感じで面白いアトラクションだったことだけを書きました。 が、本当はトイストーリーといったアトラクションやパレードに限らず、東京ディズニーランドは ”そこまでやるかぁ~~~” と気が遠くなるほど関心してしまうことがゴマンとあり、それら書きたかったのです。 

この空間 一体どうやってつくっているのか?

私は建築関連の仕事をしていたこともあり、空間や演出についてはいつも気になります。かっこいいレストランやデパート、バーなどで、"これ何でできてるんやろ?” とか ”どうやって作ってるんやろ?” と思ったらコンコン叩いて、いつも彼女に怒られるのです。概ね素材や作り方など想像可能であることが普通です。しかし、ディズニーランドの空間演出についてはちょっと想像が難しい・・・。Seaのセンターオブジアースの火山(中にジェットコースターも走ってる!)など大きいものはもちろん、"インディージョーンズが使っていたラボ" のような細かいところの表現までいったい誰が考え、誰がどうやってつくっているのか?疑問が絶えません。
  
 芝生の手入れもこうなるわけです。圧巻です大変です  

ほうきの掃き方が普通でない!

空間といったハードだけでなく、ディズニーランドはスタッフもすごいです!(そして9割がバイトというからさらに驚き!!) 通常の職場なら、たまには「あっ この人、あまり自分の仕事が好きじゃないな」 とか 「新人かな?ぎこちないなぁ~」といったリアルな感想を感じますが、ココでは違います。案内係の非日常でパーフェクトなおもてなしはもちろん、掃除スタッフが道に落ちたポップコーンを魔法をかけるような"所作"で掃除していきます。 有名な話ですが、東京ディズニーランドには"スタッフ"はいません。全員が夢の国を演出する”キャスト”なのです。

「ここの人はバイトがしたいんじゃないの。ディズニーランドのキャストになりたいのよ」
園内を歩きながら彼女が言ったのですが、なかなか興味深いです。
真偽のほどは分かりませんが、こういう思いで働くことは素晴らしいし、そういう仕事があることも素晴らしいです。


増え続けるダッフィー

私の家にはいろんなダッフィーがいます。 シェリーとおそろいの普通のダッフィー 船乗りの格好をしたダッフィー レインコートのダッフィー。 そして今回、サンタの限定ダッフィーが仲間入りしました。


ハードウェアからソフトウェアまでハイレベルの"ドリーミー"さで設定され、具現化されているビジネスはそうそうお目にかかれない・・・。 『夢がかなう場所 Where dreams come true』 という壮大なキャッチフレーズがリアルに思えてくるからすごいものです。 楽しいと同時に仕事のあり方についていろいろなヒントも隠されており、毎年ではないにしても、定期的に行くのはありかな? 

とにかく、東京ディズニーランド 恐るべしです。

終わり