2013年3月28日木曜日

The City Bakery 日本初上陸!

グランフロント大阪
180のショップと80のレストラン
いよいよ4/26にグランドオープン!

JR大阪駅の北側貨物ヤードの再開発で,
梅田にまたまた巨大な商業ゾーンが誕生する・・

バブルを知らず、デフレに慣れた私は、
この大きな変化、過剰な競争に免疫がないため
なんだか疲れてしまいます・・・

情けないなぁ・・・・

しかし、そこに1つ大きな楽しみが見つかったのです!

NY超人気店 『The City Bakery』 日本初上陸!

8年ほどまえ、ガーデニング/リフォーム、店舗設計の会社で働いていた時のこと。
新しい会社をつくって、お店を出したい!という勢いある先輩に誘われ、
粥と飲茶のデリを立ち上げたことがあります。(お店の方針の変化に合わせられず私は途中DropOut。苦い思い出と教訓が残っています・・・) 

その準備をしていた時に、
雑誌で見つけ、インスパイアされたデリカフェが、
そう、この 『The City Bakery』
これが日本に初上陸。グランフロント大阪に♪

ドラマ 「Sex and The City」 のシーンの中で何度か登場。
"オシャレ"だから 超人気店になったと思われているようだがそうではない。
お店のコンセプトが"本物"だから超人気店になったのです。
(未確認ですが・・・) 

NY本店この雰囲気が日本でも醸せるか?
食事は1つのエンターテイメント

店構えや空間、備品類などは、
シンプルでスタイリッシュなのがニューヨーク流。

旬の素材をつかったデリ、オーガニック素材のブレッドなど
素材にこだわるのはもちろんだが、

オーナーの素晴らしいのは、
食事は楽しむもの という基本コンセプト。

居心地のいい吹き抜け空間に
アイランド型のキッチンを配置し、
食欲そそるよう料理を見事にディスプレイ。

スタッフが料理したりや、サーブする動きがライブで見え、
また、そのもてなしを実際に体感することで
食事をエンターテイメントとして提供。

創意工夫を凝らし、
お客さんに食事体験の全てを楽しんでもらおう
とする姿勢がエクセレントなのです。
(未確認ですが・・・)


私はNYの本店には行ったことがない。
グランフロント大阪でのオープンを楽しみに待ち、
このコンセプトが見事に再現されていることに期待しています!!


さて、以下、
The City Bakeryのオーナーの
格好よすぎる心意気を8年前の雑誌より抜粋しておく。

 
 『ベーシックの本質を摑まなければオリジナルは決してつくれない』
  Chef & CEO Maury Rubin (モーリー・ルービン)

「真のオリジナルは流行からは決して生まれません。むしろベーシックとは何かを常に考え、その本質を磨きあげることで生まれると私は思います・・・・」

「もっとも、高品質の素材をきれいに陳列して提供するだけでは私は満足できない。ジュエリーショップのようなスタイリッシュな空間で、品質の高いデリはNYでは星の数ほどあります。けれども食事は楽しむものであって、見るものではありません。よりアミューズメント的な要素を取り入れてワイワイと楽しんでもらいたい。販売セクションとキッチンを店の中央にアイランド状に設置したのもそのため。マニュアルではなくスタッフが"生きたおもてなし"をしながら、店の雰囲気をつくり上げていく。 シティベーカリーはまさに私が想像した以上の、アミューズメント性の高い演出空間ができたと自負します。NYのなかでシティーベーカリーのイミテーター(物まねをする人)が次々と現れていますが、どこも成功していません。それは見た目の物まねであって、本質ではないからです。オリジナルは自分で創造するもの。それはNYでも日本でも同じことではないでしょうか」

2013年3月19日火曜日

心を打ったメッセージ

ジョージ・カーリンというアメリカの皮肉屋コメディアン、
超過激 そして 放送禁止ワードを公共の場で繰り返し
逮捕までされた経緯も。
Kevin曰くは、晩年の彼はちょっと嫌な奴になってしまっていた・・・とか。

コピーライターの佐々木圭一さんの本
『伝え方が9割』を読んでいたら引用されていたこのカーリンのメール。
あまりにも心を打ち、どうしても頭から離れないので原文を探し、
メッセージを訳してみました。

とってもいい文章です。どうぞ。

What a difference a sad event in someone's life makes.
(悲しい出来事が人生をこんなに変えるとは)

GEORGE CARLIN (His wife recently died...)
(ジョージ・カーリン(奥さんに先立たれ…)

The paradox of our time in history is that we have taller buildings but shorter tempers, wider Freeways , but narrower viewpoints. We spend more, but have less, we buy more, but enjoy less. We have bigger houses and smaller families, more conveniences, but less time. We have more degrees but less sense, more knowledge, but less judgment, more experts, yet more problems, more medicine, but less wellness.
(歴史の中における現代のパラドックス(矛盾してるようで両方正しいこと)とは、
ビルは高くなったが人は短気になり、フリーウェイは広くなったが視野は狭くなり、消費は増えたが価値は減り、たくさん買い物をするが楽しみは減っている。家は大きくなったが家族は小さく、便利になったが時間が減り、学位は増えたが良識は減り、知識は増えたが分別は減り、専門家は増えたが、問題は山積したまま。薬も増えたが健康状態は悪くなっている。)

We drink too much, smoke too much, spend too recklessly, laugh too little, drive too fast, get too angry, stay up too late, get up too tired, read too little, watch TV too much , and pray too seldom. 
(我々は、酒を飲みすぎ、タバコを吸いすぎ、見境なく浪費し、笑うことは少なく、スピードを出しすぎ、怒りすぎ、夜更かししすぎて、起きたときには疲れすぎている、読書も減り、テレビを見すぎ、そしてお祈りすることもあまりない。)

We have multiplied our possessions, but reduced our values. We talk too much, love too seldom, and hate too often.
(我々は、持ち物を増やしたが価値を減らし、しゃべりすぎるが愛することは稀で、憎むことが多すぎる。)

We've learned how to make a living, but not a life. We've added years to life not life to years. We've been all the way to the moon and back, but have trouble crossing the street to meet a new neighbor. We conquered outer space but not inner space. We've done larger things, but not better things.
(我々が学んだのは、生計の立て方であって人生ではない。長生きになったが人生を長くした訳ではない。我々ははるばる月まで行って帰ってくるが、道を挟んだ新しい隣人とは仲良くなれない。外のことは征服しても内側のことはまだまだなのだ。より大きなことを成し遂げるようになったが、より良いことはまだ成し遂げていない。)

We've cleaned up the air, but polluted the soul. We've conquered the atom, but not our prejudice. We write more, but learn less. We plan more, but accomplish less. We've learned to rush, but not to wait. We build more computers to hold more information, to produce more copies than ever, but we communicate less and less.
(我々は、空気清浄をするが魂を汚し、原子核を壊す技術を手に入れたが偏見は壊せていない。書くことは多いが学びは少なく、計画を立てるが成し遂げていない。急ぐことを学んだが待つことは学んでいない。情報を蓄え複製するコンピュータをかつてないほど造りあげたが、コミュニケーションはますます減るばかりだ。)

These are the times of fast foods and slow digestion, big men and small character, steep profits and shallow relationships. These are the days of two incomes but more divorce, fancier houses, but broken homes. These are days of quick trips, disposable diapers, throwaway morality, one night stands, overweight bodies, and pills that do everything from cheer, to quiet, to kill. It is a time when there is much in the showroom window and nothing in the stockroom. A time when technology can bring this letter to you, and a time when you can choose either to share this insight, or to just hit delete...
(つまり、こういうことだ。ファーストフードと遅い消化、デカい人間と小さな人格、利益の急上昇と浅い人間関係という時代。 共働きだが離婚も多く、立派な家でも家庭は崩壊している・・・そんな時代だ。 ちょっとした過ちがすぐ犯せてしまう時代、使い捨てオムツ、モラルの低下、一夜限りの情事、太りすぎの体、励ますことから平穏にすること、さらには殺しさえもできてしまうドラッグ・・・・。ショーウィンドーに物はあるが倉庫には何もない時代。テクノロジーがこの手紙をあなたに届け、あなたは、その内に秘めたメッセージを誰かとシェアすることも、または単にこのメールを削除することもできる・・・そんな時代だ)

Remember; spend some time with your loved ones, because they are not going to be around forever.
(どうか、愛する人と時間をともにしてほしい。なぜなら愛する人というのは永久にあなたと一緒にいるわけではないのだから。)

Remember, say a kind word to someone who looks up to you in awe, because that little person soon will grow up and leave your side.
(どうか、あなたを尊敬して見てくれる人に親切な言葉をかけてほしい。なぜならその小さな人は、すぐに大きくなってあなたのそばから離れてしまうから。)

Remember, to give a warm hug to the one next to you, because that is the only treasure you can give with your heart and it doesn't cost a cent.
(どうかあなたの隣人をあたたかくハグしてほしい。なぜならそれがあなたが心からできる唯一の宝物であり、一銭もかからないことだから。)

Remember, to say, "I love you" to your partner and your loved ones, but most of all mean it. A kiss and an embrace will mend hurt when it comes from deep inside of you.
(どうか、「愛している」とあなたのパートナーや愛する人たちに言ってほしい。それはただもうそれだけの意味だけど。 心からのキスと抱擁というのは人の心を癒す力があるものだから。)

Remember to hold hands and cherish the moment for someday that person will not be there again.
(どうか手をつなぎその瞬間を愛おしんでほしい。その人が二度と戻ってこなくなるときのために。)

Give time to love, give time to speak! And give time to share the precious thoughts in your mind.
(愛するため、そして話をするために時間をかけるのです。あなたの心にあるかけがえのない思いを共有するのです。)

AND ALWAYS REMEMBER:
(そしてこれは必ず覚えておいて欲しい)

Life is not measured by the number of breaths we take, but by the moments that take our breath away.
(人生とは、息をした回数ではなく、はっと息を呑んだ回数によって決まるものだ ということを。)

If you don't send this to at least 8 people....Who cares?
(もし、あなたがこれを8人の人に送らなかったら…  それはどうでもいいか)

George Carlin