2015年12月16日水曜日

チームで成果を出すために


商売・学び の融合をたくらむサードプレイス やまもとです。物質的には十分満たされ、amazonサイトでは欲しいものを"本当に1クリック"で買えてしまう時代、この時代この先いったい何が残されているのか? 何も残されてないように思われ思考が停止してしまう・・・・ 。実は、残されているのは、途方もない”思考する余地”なんです、、、ますます知性が求められるこれからの時代、もう”教育”しかないな、、、、、 




ぶつぶつと言い終わったところで前回の続き。

仕事というのはサッカーみたいなもの。カフェの仕事だってサッカーチームに例えられるのだと、ミルカフェスタッフに向けて前回は書きました。
私の顧問に読んでもらいましたが、ちょっと気になるところもあった模様で、まずはそこを踏まえた話。 

商売、守りが基本!


顧問曰く、
商売というのは守り。ビジネス(事業)ってのは攻撃。攻撃するエネルギーは 守りを1とすると5も10も必要。だから、ビジネスは破綻しやすく、商売はある意味つぶれない』
そんな指摘があったんです(笑)
緑のサッカーコートでニコちゃんチームがパス回しする前回の図は、攻撃を強く連想させたかもしれません。しかしそうではありません。コミュニケーション(パス)をつなぐ大切さを強調したくてサッカーに例えるに至ったのです。サッカーでパスをつなぐためには相互のポジショニングが大切です。サッカーだと当たり前。仕事のパスも同じです。立ち位置、ポジショニングとLOOK UP!

私の商売の現状、自分では「首の皮一枚経営(笑)」ってよく言ってて、厳しい環境に防戦一方。時期を見計らっていることになってる(!)
防戦を続けるにも、機を見てカウンターをかけるにも、計画とチーム力がいる。

防戦において致命的な失点を防ぎ、生き残るチーム(商売)、 守りを安定させ、どうにか発展を狙えるチーム(商売)にするには、決めた内容を理解し、決めたルール・やり方を守るという規律がまず重要。

チームで成果を出そうとする場合、やり方を変えてしまう人間、ルールを守らない人間がいては絶対に良くない。

顧問曰く、『真面目にやっている人間がバカをみる!』


何をしでかすか分からない人間・昨日と違うことを言い出す人間


初心者マークをつけて危なっかしい運転をする前の車。いつ急ブレーキを踏み、いつ曲がるか分からない。危険に感じつつ運転していたらその車が急ブレーキを踏んだ。こちらも慌てて急ブレーキ! そうしたら後ろからドンって衝撃が・・・。おかまを掘られてしまった、、、。世の中にありがちなこの手の事故。初心者マークの車は事態に気づかず走り去ってしまうから始末はさらに悪い!

車の運転でも仕事でもサッカーチームでも
そこの場所で初心者マークからフルメンバー、1軍メンバーになろうと思ったらまずは言われたことをきちっとやる・ルールを守るところから始めないといけない。それをしない場合、車は事故を起こし、お客さまや上司を怒らせ、チームは失点する。サッカーなら2軍落ちだ。

自分の居場所がなくなってしまっては困るのは自分なんです。
 

2015年12月11日金曜日

仕事とはサッカーに似たり


SurveyMonkeyというWebのアンケートサイトを使って、ミルカフェスタッフの仕事意識調査をしました。

スタッフのポジショニング(立ち位置)を確認するのにこれとっても有効!と感じてます。

カフェスタッフ: 「本当に誰の回答かバレませんか??」 
私: 「絶対分からないから、率直に答えてね!」

不安がるスタッフに、大丈夫だからと念押しして答えてもらいました。

その結果ページはこれ(公開するんかいっ!)⇒ https://jp.surveymonkey.com/results/SM-9S2WRTRJ/

アンケートの中で、カフェの仕事はサッカーに似ている とか テニスや将棋のような個人種目である というものも入れました。(ミルカフェはピーク時以外は1人シフトなので)

なのですが、実は私、
もう、大前提として、複数の人間で行う仕事は、カフェだろうが、商店だろうが、会社に勤める仕事だろうが全て”組織論”で考えるべきものだと思ってるんです。

仕事はチーム競技、仕事はサッカー!


”組織論”というとなんだか固っ苦しい、、、
チーム競技ということで十分です。

チームについてもうちょっと言うならば、
サッカー・ラグビー・バスケ・アイスホッケーなどのチーム球技に例えられると思っている。
サッカーは長い間していたこともあるし (現在、遊びのフットサルさえも2年以上中断してしまってるが・・・・≧∇≦)、 大学時代はアイスホッケーをしていたし、ラグビーの元日本代表の方とご縁もあって、チームビルディング的な話をする機会もあるので球技に例えたいところ。

私が自分の言葉で言うからには サッカーに例えるのが一番ふさわしい!

ということで、今後、仕事をサッカーに例えることとなるので、どなたさまもどうぞよろしくm(__)m!

『チーム ミルカフェ』


さっそくですが、チームミルカフェの選手(!)へのアンケート結果をサッカーに例えサマリーします。

全員ミルカフェというチームのブランドを高めよう(前進させよう)とゴールの方向には向いているんです。教えられたこと・決められたことだけをしていてもいけない、状況に合わせて柔軟なアイデアやプレーも壁を突破するには必要だと思っている。

これらのことってサッカーではめちゃくちゃ大切なんです。全部を指示待ちでサッカーができないのと同じで、カフェのお客さんを喜ばせるおもてなしもマニュアル通りではできない。

ここまではオールオッケーなんです。


でもしかし、幾分 パス(指示・メッセージ)が通りにくい部分がある。こんなことはサッカーでは普通で、つながらないボールを拾い直し、何度も何度もやり直せるのがサッカーのいいところなのです。(カフェの仕事のいいところなのです。)

そのパスが通らない原因が今回のアンケートで少し見えてきた。

そう、ポジショニングの修正がいる。少し遠くて、味方の位置が見えにくかった。だからボールがつながらなかったり、届かなかったりする。

パスのつながりを良くしていくためには、
①もう少しコンパクトなポジション関係でパスをする必要があるということ
②相互のポジショニングが少し見えたと思うので、次のパスは、角度・強さ・タイミングなどを今までよりも工夫したものにするということ。

今、「相互」 とか 「関係」 という言葉で書きましたが、サッカーも商売も 関係性・つながり なんです。その位置関係や、パスの質、ボールの動かし方などの色々をこちょこちょ工夫するものだと思ってます。

『何回も何回も考えること』


サッカーにおいても仕事においても、しっかり周りを見て、何度も最適解を考え、粘り強くやってみることが何よりも大切だと思います。

2015年10月23日金曜日

人を行動させるヒント


TEDでスピーチするDerek Siversというユニークな個人起業家さんの動画。
日本語タイトルは『社会運動はどうやって起こすか』と、なっちゃってて、人に勧めるには”抵抗大”ですが、(お前は活動家か?と言われてしまいそう(笑))
しかし、人間の行動心理についてのとても面白い観察だと思うので、集客・行動科学に関心ある人はぜひ見てもらいたいです。

英語の元タイトルは「How to start a movement」
マーケッターの端っくれの視点で訳すと、「人々を行動させる方法」



[時間 3:09]

[動画あらすじ]
"裸で踊るバカが初めにいて、それに続く最初の2、3のフォロワーがいる。最初のフォロワーの存在が、裸で踊る男をリーダーに転換(tranceform)する。さらに続くフォロワーというのはリーダーではなく、フォロワーを真似するもの。リーダーがフォロワーを増やすのはない。最初のフォロワーが続くフォロワーを増やし、”Movement”が発生する。現在の世の中というのはリーダーシップをとかく過大評価していますが、最初のフォロワーというのもリーダーと同じものなのです。"


この『社会運動はどうやって起こすか』(!) はカフェの集客にも応用できるアイデアだと思います。(カフェに限らず、カルチャーの生徒募集にも、あらゆる商売に応用できるでしょう。)

お客さんが一人、お茶してるから、私が入ってもおかしくはないだろう・・・
何組かのお客さんが、いい雰囲気でおしゃべりしているから、私も入ろう♪
なぜいつもたくさんの人が楽しそうにやっているんだ? 私も入ってみなければ!

人が集まってくる”気(energy)”をデザインする


「人の気配」 を短縮して「人気(にんき)」
人の気配、ひとけ のあるところに人は集まる。 
だから人の気配をつくることが商売には大事。以前にも何度かブログに書いたことがありますが、Direkの動画のポイントもそれと同じことだと思うのです。
フォロワーが次のフォロワーを生む。

商売とはこちょこちょ最適化の継続


真の仕事とは、商売がうまく回るようにこちょこちょ考えて、お客さんに対して最適化を続けることなんです。マーケティングというのも同じこと。
商売は一人でこちょこちょやることが多い、一人でやるしかしょうがない売上げ状況・・・ ということも多いですが、ここから脱したいと思うならば、アイデアとして上手にフォロワーをつくり、小さな商売にちょっとした”movement”を生み出すデザインをすることはできる気がするのです。

カフェでいうと店長・副店長という最初のフォロワーを設定し、続くフォロワー(スタッフ)を育て、フォロワー(顧客)を増やせるようにしたい。
この”movement”を実際に起こすことができれば楽しくやりがいもUPするでしょうな♪

スタッフも顧客もフォロワーになってしまってますが、これは気にする必要などない!
私の顧問曰く。『スタッフが最初のお客さん!』

商売こそまなび。まなびは飽きない!

p,s,
"商売こそアクティブラーニング!” ってことを整理したいんだが、それはまたいつか。

2015年10月12日月曜日

Boys, Be Ambitious ! その②

【前回のつづき】
前回のエントリーは、クラーク博士のこの言葉というのは 想像とは違った文脈から生まれて、人口に膾炙している・・・というネタでした。

で続き。

この"Boys、Be ambitious" をそもそもブログに書きたかったのは、やけに大げさな訳だなぁと感じていたのですが、本当はこんな話なんじゃないの? って勝手な妄想をしたことがあったです。

-----以下、勝手な妄想----

明治時代、日本の若者の教育にやってきたクラーク博士、将来の夢はなんだ?と、生徒に尋ねても尋ねても、
「しっかり勉強し、お国のために働きます」とか
「海軍に入り、強い国をつくることです」とか
「役人となって、富国強兵に努めます」とか
公務員・軍人・役人になるような返事があるばかり・・・

これに、ちょっと待ってくれよ! 若者というのはもっと夢や希望があっいいんじゃないのか?  と思った博士が言った言葉。それが Boys,be ambitious

大上段に構えて、「少年よ!大志を抱け!」と自らの教育理念を熱く語ったのではなく、「若者というのは、色々やりたいことがあるものなんだから、もっと色んな夢があってもいいんだぞ」と。

-----妄想終わり----

これが私の妄想。
この妄想をブログで一回書きたかった(笑)

まあ、実は
これ、本題への導入なんですが、
本当は、 Be動詞 って 興味深いわ! ってことを書きたかった
(実に変な興味ですが本当なのだからしょうがない・・・)

英語は一般動詞 と Be動詞がある。
一般動詞 →→→ 動作・現象・感情の動きなどを表す
Be動詞 →→→ 『あり方』を表す

クラーク博士の言葉を ”大志を抱け!” とか、”夢を持て!” と訳すこともできる。けれどもそれではBe動詞のもつ『あり方』の部分、 "そもそもそういうものである" というニュアンスが抜け落ちてしまう・・・

be動詞のニュアンスを含めてあえて訳すと よくある次のフレーズたちはこうなる!

『Boys,be ambitious→→→ 少年とは 夢や希望を持っているもの。だからもっと野心的でありなさい。
『Be quiet→→→ こういう状況では静かにするもの。だから静かにしなさい!
『Be a Driver→→→ 人生は自由。だから好きな道を進みなさい!(ワクワクする車を選びなさい!!)

最後のはご存知のやつです。そう、MazdaのCM。これ好きなんだなぁ〜。
運転手になれ! といって、運転する人の数を増やし、車を売ろうとしているのではないですよ。決して。

2015年10月6日火曜日

Boys, Be Ambitious!その①

大いなるロマンを感じる!

いいOppotunity(機会)がやって来たっ!
日曜日の読売新聞にクラーク博士の有名な言葉『少年よ、大志を抱け!』に関する記事がありました。
この英語に当てた日本語訳、「なんだかとっても大げさだなぁ〜」と感じていました。そこのところを一度、整理してブログに書いておきたいなぁ〜と思っていたんです。

とはいえその前に、
新聞の記事がどんなだったかというと、やっぱりな!と共感できる部分、そこまで書くか!という意外な部分、上手いこと纏めたなぁ〜と関心した部分があって、なんか想定と違った形で私の心に残った感じなのです。

簡単に分かりやすくまとめると、記事は次の感じでした。
(デフォルメしてしまってたらすみません m(__)m)

あまりにも有名な『Boys, Be Ambitious 』。この言葉は、札幌農学校(現北海道大学)にやってきたクラーク博士の崇高な教育理念で、博士はその熱い思いでもって明治の若者の教育に尽力した、、という印象を世に残しています。
が、しかし、実はこの言葉、クラーク博士がアメリカに帰る際に話した「さようなら」代わりの”あいさつ”程度のものだったというのです。さらに、博士自身は教育者としても実業家としても歴史に名を残す偉大な人物でもない・・・と。(実際に日本にいたのは9ヶ月ほど。その後、アメリカで教育事業や投機にも失敗し、財産も社会的信用も失った中で生涯終えているとのこと・・・)

言葉というのは、誰がどういうコンテクスト(文脈・状況)で語ったか、というところから離れ ”独り歩き” してしまうことがある。クラーク博士のこの言葉というのは、実はそういうものなんです、と。

ほらぁ〜、やっぱり盛られてたんだよぉ〜と感じました。
が、こう続きます。

それでもこの言葉は『道産子の大いなる励みとなり、北海道の風土を醸成・代弁していると。

やっぱり北海道。”大いなる励み” が妙にマッチしてしまう。
北海道や明治時代にロマンを感じずにはいられない”北海道マニア(自称)”の心には刺さりました


教育とか歴史というのは、実にフレキシブルなところがあるもの。よくも悪くも。
(TPO次第なんだなぁ〜 結局)
つづく

2015年10月3日土曜日

Interest:興味・関心

CAさんが目線を合わせて、お客さんの要望を丁寧に聴く!
これがホスピタリティーの原点  、
ということが前回エントリーの要点でした。
(親バカ演出でカモフラージュしてますが実はそうだったのです(笑))

さて、続編です。

このCAさんの態度、一体何が嬉しいかを言語化すると
「私はあなたに喜んでもらいたいと思ってますよ」と気にかけてくれていることが嬉しい。(しかも素敵な人に!)
”関心”を払ってくれているということだけで嬉しいのですよ。(親バカにとどまらず、ただのバカでしょうか!?)


Interest: 興味・関心・金利・利息!


このワードに実は、今、私、一番興味を感じています。
この語には人間の原理原則、すごい知恵が内蔵されてると思うんです。
英語って、アナロジー(類推・例え)がめっちゃ効いている言語だと常々思ってるんですが、この語【interest】の語彙の広がりは、まさにその典型だと思うんです。

なんてったって
興味関心という単語と 金利・利息が同じなんですよ。
(どうかぜひお金大好き民族の言語だからこうなった!とは言わないように)

私はこう思ってるのです。
関心のあることからしか利はうまれない、
Interestのあることでしか元本の増大は見込めないという 成長・発展の原則をこのInterestという単語は持っていると思う。(お金なら元本、人間なら元本を”人物価値”としましょうか)
そう思うと、あー深いよ 深い!と思わざるを得ないんです。

『好きこそものの上手なれ』
『継続は力なり』
なんて言葉があります。

興味関心があるから成長するし、
やめずに継続するから利息を受け取ることができる。


『関心がまず第一』


さて、
CAさんの態度 から始まったこのブログエントリー、一体 どこに着地するのでしょうか?

これです。
これ!

サービス業の定義を伝えときたいんです。カフェスタッフに。

『あなたのことに関心があるから、あなたを喜ばせたいから、サーブ(奉仕)しますよ!』(あなたの要望を叶えるお手伝いをしますよ!)

カフェの業務もCAもその点は同じ。(お茶を出すことが仕事(の一部)であることも同じ!)

子育て・教育なんかも実は基本態度は変わらないと思うんです。
相手への関心を示すこと・相手の関心に関心を示すこと が、まず第一。

商売も教育も 『関心がまず第一 という基本構造は同じだなぁ〜と感じながら、オリーブもカフェもやっています。


歩くことだけではなく、”電車”にも興味があります。鉄子か!? [長さ1:04]

2015年9月28日月曜日

Hospitality考


9/24〜9/26 東京ディズニーランドへ

半分は雨降りの天気でした・・・。そんな中うちのチビ助は自分で歩いたり、抱っこされたり、ベビーカーであちこち連れまわされたり、、、。    昼寝もろくすっぽできないから、途中、泣くわもがくわで、結構グズって大変だった時があるんです。雨の中で、、。  ハロウィーンのパレード見せたり、グーフィーの家で遊ばせたいと思っていたのは大人の勝手であって、今月1歳4ヶ月目にして歩き始めたチビ助にとって一番やりたかったことは、『とにかく歩くこと!』   (& お店にある色とりどりな商品を手にとってみること!)

カフェスタッフには宣言!?してましたが、この小旅行中に、ディズニーのキャストなどから、ホスピタリティーの真髄を探そうかと思ってました。それはそれはさすがで よく気が利く点を多数発見し、大変満足だったのですが、なにより一番の発見はチビ助とのやりとりの中にありました!

ホスピタリティーとは、『相手の本当にやりたいことをきちんと聴くということ(しっかり考えるということ)。別にチビ助に限らず、カフェに来るお客さんも本当の要望、コーヒーを飲む本当の理由なんていちいち言わない。(いちいち聴くのも変ってもんです!) 
本当の要望を聴かない場合(聴けない場合)、こちら側の都合・憶測でやることになるんだが、外した場合に ”グズる” ってのは、チビ助もお客様も一緒!(?)グズってもチビはここから離れませんが(たぶん?)、お客様はわりと店から離れる(泣)

(離れるかどうかは別にして、不快に感じたサービスは感情記憶に残ってしまう・・・ (これは実は子どもも同じだそうです))

ホスピタリティーとは、お客様の本当の要望を聴くこと・察すること

ディズニーキャストもほんとうに流石で気持ちいいホスピタリティーだった。
しかし、
「お困りではないですか?」とか「子供さんのプレゼントはどちらにしましょうか?」と 顔を近づけ、目線を合わせて聴いてきてくれるCAのホスピタリティーが印象には強く残ったなぁ〜。

よし、いろいろあったがまた行くか。TDL。
飛行機で(笑)

2015年6月29日月曜日

Optimism :楽観主義

オリーブHPの"SEO対策"をある会社さんに手伝ってもらうことになりました。

SEO対策というのは、グーグルなどで検索したときに上位表示されるようHPを最適にしていきましょう というもの。

Search Engine Optimization (サーチエンジン最適化)

オリーブのホームページが、多くの人に見てもらえ、しっかり内容が伝われば、生徒募集につながり、講座の数も増え、仕事が楽しくうまくいく!(楽観主義)

オリーブの仕事をこのように"最適化"したいんです!

いい循環・流れを生みたい。

"SEO対策"をきっかけに。



酔ったような文章を書いてしまいました。
まあ、いつも酔った文章を書いてしまうのですが・・・(笑)

何を書こうとしているかというと
なかなか片付かないことがあったんです。


『最適化する(Optimize)』 と 『楽観主義(Optimism)』 



別々に思えるこれら2つの日本語が、英語は同じ語群で表すんです。ベースとなるアイデアが一緒だから、そうなるのでしょうけど。

でも、初めのころは、ぜんぜんピンと来なかったんです。
『最適化する』 と 『楽観主義』 の一体何が同じなのか。

それが、ジグ・ジグラーのオーディオセミナーの中に解決の糸口が出てきたので引用しておきます。

”1828年のノアウェブスターディクショナリーで『楽観主義』を引くと、
「全てのものごとは最適な状態で成り立っているという意見や主義、 または この世の秩序は最高を生み出すべく成り立っているという考え」 と書かれています。
しかし、本当の楽観主義というのは、問題を認識しながら解決策を見出すこと。困難であることを認識しながらも、それを克服できることを知っていることです。Negativeな面を知りながらも、Positiveな面を伸ばすこと。最悪の事態に直面にしても最高の結果を期待すること。不満を口にしてもおかしくない場面で笑顔になることです。”


基本的にモノゴトには最適な形態というものがあって、現状そうではないから、上手くいっていないだけ。上手く行くように、今あるものを調整していきましょうよ!

という明るい世界観を持って、粘り強く改善を積み重ねることが、【Optimize】の基本的アイデアということで、いったん整理がついてます。

2015年2月11日水曜日

やっぱりオーナーシェフの店

月曜日は、娘が生まれて初めての夜の外食へ。
オーナーのことは前の店から知っていて、腕がいい・味がいいのは当時から。(だから行く!)
しかし、今回はさらに至福度がアップ!!

やっぱりオーナーシェフの店はいい!ってことを存分に思い知らされました。

味はもちろんなのですが、家具・備品・メニューブック・音楽・スタッフの気配り、
何から何までが、きちんと丁寧に考えられ、おもてなしになっていることがありありと感じられるのです。

あるべきものがあるべきところにあり、
飲むべきお酒が飲むべきタイミングでやってくる(笑)

8年目を迎えるとのことなのですが、
お店全体もとても丁寧に使われている感じなので、
くたびれずに、落ち着いた雰囲気が漂う。

ハードウェア・ソフトウェア そして ヒューマンウェア 
すべてが調和して、しっとりとした居心地を演出してるわけです。
オーナーシェフの考え(ハート)がオーケストラで表現されてるわけです。
(ここが、チェーン店、雇われ人の店とは違うところ!)

たまらんです。ALBAさん。東灘区。

この隠れ家のようなイタリアンで、家族と過ごす穏やかな時間、
ここに至福極まれり!

2015年2月9日月曜日

テロと格差と教育環境!

この1週間の印象的な出来事を2つ。
1.フリージャーナリスト後藤さんのテロ集団によるあまりに卑劣な殺害、、、
2.フランス経済学者で、『21世紀の資本』の著者 ピケティー氏来日で、メディアは”格差論”で大賑わい

誰にとっても後藤さん殺害はあまりに衝撃的。(映像を見た人はことさら。私は見ていないが。) そして皮肉なことに、彼のメッセージに反して、日本もテロ対象国に登録されてしまいました・・・。
この忌々しい事件と経済学の知見から、私たちは何かアイデアを引き出し、世の中を良くするAction、これ以上悪くしない対策へと繋げねばなりません。

テロと格差、ここから見えてくるのはそう、『教育の問題
(私の場合、"教育" を語るには素人なので、そこは ”教育環境” 程度にお読み替えを。)

テロ行為は悪い。極悪。弁護する余地はないですが、こんな想像をしてみてください。
物心ついた時からバットやサッカーボールの代わりに武器を持たされる子どもがいること。敵を倒すこと(殺すこと)が我々のなすべきこと という価値観のコミュニティーもあるということを。

現在テロ行為に及んでいる人たちも、そのような環境で育った可能性は極めて高いです。そして現在もそのような恵まれない環境で育てられている子どももたくさんいるのでしょう・・・。
 
”格差”とはなにも経済的な話に限りません。価値観の格差、生活環境の格差もあるのです。その格差が人生の質に影響を及ぼさないはずがない。

あのようなテロリストを育む環境というのはさすがに日本にはない(と信じたい)です
しかし、スポーツは怪我をする・外で遊ぶのは危険 と、遊びから遠ざけられる子ども、 周りの友達よりもいい成績をとることがあなたのすべきこと という価値観なら見受けられる・・・。

テロと日本の教育環境を比べるのはナンセンスかもしれませんが、伝えたいことは、『こどもはあそぶことが仕事!』 ということです。

遊びを通して子どもは他者の考えを知り、いろいろな問題を乗り越える力を身につける。大人はこどもをそう育てる義務がある。

こどもらしい遊び【PLAY】・こどもらしい笑顔【SMILE】が足りない社会は危険なのです。


1年前にブログに書いたことがありますが、(そのブログ→Right to Play  こどもには遊ぶ権利がある) 元有名スポーツ選手が集まり運営するRIGHTTOPLAYという、恵まれない子どもの支援を行っている非営利団体があります。(日本にはまだないですっ!Hさん!)
紛争が身近なものに迫りつつある今、この団体の目的や価値、考え方は日本でも広まってほしいです。

英語のサイトですが見てみてください。 シンプルな英語は比較的読みやすいと思いますし、分かりやすいグラフィックが、とても理解を助けます。

たった6単語。しかしこのメッセージは強力!

左のスマイリーフェイス! このアイデア好きだなぁ~♪

2015年2月6日金曜日

この惑星で最も競争力ある男


"He is the most competitive man  on the Planet.
 He is the most action-oriented man on the Planet."

このフレーズがパワフルで最高に好きなのだ。

出どころはと言うと、
もう何十回と聞いているお気に入りの英語のオーディオセミナーでDaveDeeというイギリス人ミュージシャンが言っていたものから。

何がいいって Planetをチョイスしたハートがいい!
普通ならEarth(地球)を使うであろうところを、敢えてのPlanet(惑星)。

地球で1番なら 宇宙ではさらに上が存在しそうだが、
惑星で1番となれば、 全宇宙でも1番の予感がしてしまうのは、私だけか?

英語の表現というのは、時に深淵だったり、壮大だったり、思考の枠を揺さぶる力を持つ気がするのは私だけか?


まあ、それはさておき、
こんなトピックでこのブログを書いているということは当然そういうことだ。
そう、
もしかして、彼が”その男”なんじゃないのか?
と思えるような人物がいたのだ。

その人物の仕事ぶりは強烈だ。
4・5年前だろうか、知人を介して企画初期段階で少し関わったことがあるのだが、彼は本当にやってのけていたのだ。
本当にそのホテルつくったのだ。
ROCK STAR HOTEL

当初のコンセプトは磨きが掛かり、壮大なネーミングで実現させていた・・・。
He might be the most competitive man  on the Planet.
He might be the most action-oriented man on the Planet.




遊び心・カルチャー発信する大阪・本町のはずれの”ビジネスホテル”なのです。

2015年1月15日木曜日

門真のテーマパークやん!


このロープをつくって感無量なのです!(大げさでスミマセン)
Cafe閉店時に入口を塞ぐために掛けておくロープ。

この着想は、ディズニーランドやUSJによくあるあれね。
並ぶ人の多さに合わせて自由自在に列の長さを変更できるあれ。

あの機能美・作業性の良さ、そしていい素材で作り込まれていることに、訪れるたび ”やられた”と感じてしまう・・・(!?)
そして、並んでいる時、おもむろに触って、掛け換え具合も試したりしてしまう・・・・
"ようできてるぁ~と関心しつつ。

それはさておき。
もともとは まるで銀行や展示会場のような、黒のベルトパーテション。

これではダメ ×
これではカフェらしさ・ホスピタリティーをまったくメッセージできない。
ナチュラルながらも無骨でタフなホスピタリティーを演出したい!
キュート&ワイルドなアメリカンテイストに!(?)

太い綿ロープと金物でつくったのだが、ここにはちと難題が・・・。
ロープと金物をしっかり繋ぐ方法をどうしようか、と。
ロープが太いと専用の金物が売ってない・・・
溶接は自分ではできないので、何かいいアイデアが求められる・・・・・
ホームセンターの細かい金物の組み合せとコーキング、アロンアルファでできた!
めちゃ満足な出来でHappy!!

p,s,
パイプを切断し、穴をあけ、ゴソゴソ作業してて帰りが遅くなった日、Mさんの旦那さんに会い、LINEが届いた。
Mさん 「旦那と会ったそうですね。山本さん帰るの遅くないですか?おつかれさまです。」
KY 「ロープ作っててん!カフェの閉店時に掛けるロープ。ディズニーランドとかUSJみたいにしたいねん!」
Mさん 「すっごーーい! 門真のテーマパークやん!ミルカフェの夢が広がってく~。楽しみにしとこ!」
KY 「(笑)」

気遣いといい、”テーマパーク”というスケール感といい、なんか元気がUPしますなぁ~

2015年1月9日金曜日

人を止めると書いて『企』

遅ればせながら、
あけましておめでとうございます。
本年もどうぞよろしく!

新年といえば、清い心で1年の目標・計画をたてる・・・
と、行きたいところですが、そこまでは至らず、、、

その前段といいますか、
ことしの心構えがめでたく決まったのでそのあたりを記しておこうかと思います。
(いつでも初心に立ち帰れるように)
以下、カフェのスタッフに宛てたLINEメッセージより。

(冒頭略)
それはさておき、
今年の目標ではないのですが、やり方•考え方•スタンスを改めます。
去年は、“cafe” としてのクオリティ追求に、ガツガツしていたように思うのですが、それなりの質には届いているのかな! と感じています。(サンクスね。みなさんのおかげです(wink face))

もちろん、質の安定化は継続して図りたいのですが、スタバに負けないぞ!みたいに、カンカンになって取り組むのは違うなと。(笑)
オリーブもしかりですが、くつろげる場を作ることと、人と人が接する機会を創ること(企画すること)(広告すること)が私の仕事。カフェ屋ではなく、“広告代理店”なのです。
今年から自分の立ち位置を“広告代理店”と改めて定義し、ミルカフェは、『広告屋のやってるカフェ』というスタンスで企画します。
人を止めると書いて『企』。
ちょっとしたアイデアで、人を立ち止まらせ、人の注意•関心を引き止める。
人が『おっ、これいいね!』と感じるポイントに敏感にやっていこうと思ってます。楽しくね(quizzical grin)
ではどうぞよろしく!

(END)
ミニお年賀(紅白カッティングシール)で今年もよろしくをメッセージ
私はスマホに貼りました。