2016年7月12日火曜日

BIAS(偏り)を知る参院選

7月10日は納豆の日、参院選の日!
事務所で作業をしていたら出るのが遅くなってしまい、電車1本の差で投票に間に合いませんでした・・・
なんとも無念、、、 なんとも残念なスケジューリング力(自己管理力)・・・。

こういうとなんだか普段の私は選挙にきちんと行く良い子!みたいではある。しかしまあぁ、そういうことでもないんだが・・・(汗)

今回は投票することを楽しみにしていたのではなく、選挙の結果がどの程度、与党の暴走(権力の暴走)を許さないという方向に出るかな? とささやかならぬ期待感をもっていたのです。

だってそうでしょ?
憲法改正の争点もそうだし、安保法案を非民主的な力技で通過させたこともそうだし、もっと多くの人が政治に関心を示して、特に若い人や丁寧に考える人が与党には投じない選択をすると思っていた。SEALDSという学生運動もあったし。今回の選挙は世の中の変化を感じる選挙になると思っていた。


そうしたらどうよ? ん?
完全なる与党の勝利だし、投票率はさほどは高くないし(54.7%で参院選で戦後4番目の低さだそう)、若者ほど与党に投票しているとの調査だし。 なにこれ、私の見方は 完全に見誤ってたわけです・・・・


インターネット・FB・twitter・雑誌、もちろん新聞も読む。そういった自分が選択するメディアの印象ほど世間は、与党権力への危機感は感じていない。民主主義が脅かされつつあることへの危機感を感じていないということなのか?

自分がreachしている情報や社会にBIAS(偏り)があり、見えていない部分・組織の動きが広大に広がっているってことなんですね・・・

誤解を招きそうですが、政治の話がしたいのではないですよ。
商売・仕事においても自分の勘ってものが、希望的観測に過ぎず、結果・データと見比べたらあらまぁ〜 となることはよくある。


自分の見ている世界のBIASに気づき、見ていない世界の大きさを思い知り、ああそうだったのか、とフィードバックしながら生きなきゃ仕方ありません。